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トラウト・マスク・レプリカ/キャプテン・ビーフ・ハート・アンド・ヒズ・マジック・バンド

例えれば珍味。
「ほや」とか「くさや」。
しかしたちの悪いことに「名盤」扱いされているため多くの挑戦者が挑むが敗れ去るもの数知れず。
かくいう私も10年ほど前に購入し、一回聴いて「なるほど」とその後棚から出ることはありませんでした。
しかし、牛心隊長の訃報を聞くにつけ、再度、挑戦してみました。
うん、これはすごいアルバムですよ。
これにはまってしまい人生を台無しにする人がいるのが良く分かります。
ものすごく下品で雑で滅茶苦茶に聞こえる演奏は、良く聴いても滅茶苦茶(笑)。
しかし隊長のアルバムタイトルを借りれば「美は乱調にあり」なのです。
ここにある種の、そしてここでしか知ることのできない「美」と「感情」があります。
そんなのなくたって全然困らないのだけれど。
知ったものにはとても大事な「経験」として蓄積されていきます。

ぜひ一度、挑戦してもらいたいな~
カッコイイ曲もあるし。
でもダメでもあなたのセンスになんの問題もありません。
「くさや」がダメだからって味覚が怪しいってことにはんりませんから。

【初心者のために】
一気に全部聴こうとしないことです。
ブックレットにレコード時代の曲順が載ってますので、まずはA面、明日はB面てな感じで。
D面が終わるころにはもう一度A面かも。。。

Trout Mask Replica

Trout Mask Replica

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reprise / Ada
  • 発売日: 2000/03/13
  • メディア: CD



ジャケも最高。

ボブ・ディラン/ジョン・ウェズリー・ハーディング

大傑作「ブロンド・オン・ブロンド」の後、オートバイ事故からの復帰作として発売されたアルバム。
初期ボブ・ディランのカタログの中でもかなり渋~い1枚です。
ある意味とてもしょっぱい、へたすればデモテープ位にしか聴こえません。
メンバーは基本、ボブを含め三人。THE BANDのロビーとリチャードにオーバーダビングを相談したが、
「ここままのほうがインパクトがある」とのロビーの助言でそのままの形で発売に。

僕も最初は正直良く分からなかったし、なんかかったるい地味な1枚と思っていました。
名曲「見張り塔からずっと」もありますが、曲自体は地味メな曲が多く全く印象に残らないものもあります。
が、僕も年をとったのでしょうかこの出涸らしのような味わい、結構な回数で聴くように。
枯淡とでもいいましょうかストイックな雰囲気、極端に意味不明な歌詞。
この独特の味わいが癖になってしまいました。
シンプルな構成だからこそ伝わるボブ・ディラン的な塊がそこにポッとある感じが良いのです。

しかし当時これを聴いたファンはびっくりしただろうな~。
時代はまだサイケデリックだっただろうに・・・
ディランはこの時何かを悟ったのかな~
いや、この人は天然ぽいからな~
天才の考えることは良く分かりませんね。


ジョン・ウェズリー・ハーディング

ジョン・ウェズリー・ハーディング

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/08/24
  • メディア: CD



ジャケも枯淡の味わい

輸入文房具通販DESK LABO

ボブ・ディラン「モノ・レコーディングス」

ご無沙汰してしまいました。
早いもので今年もあとわずか。
多分年内最後の更新です。

今年はなんといってもボブ・ディランの1年でした。
2月の来日も最高ならBOOTLEGシリーズは出る、そしてなにより「モノレコーディング」の発売。
これは初期8枚のアルバムをモノラルでボックス発売したもの。
当時、こんな音のボブ・ディランがリアルタイムで聴かれ、評価されていたのかと思うとわくわくしません?
そして現行通常盤にはない粗っぽさのようなものがそこらじゅうにあふれています。
「ブロンド・オン・ブロンド」なんて何で聴いても最高なんだけど新たなスタンダードとしてモノバージョンをお勧めしたいくらい素晴らしい。
その他、「追憶のハイウェイ61」の凶暴さ、「アナザー・サイド~」の新鮮さ。
単なるデモにしか聞こえなかった「ジョン・ウェズリー・ハーディング」もやっと「わかった」気がします。
これだけでも価値ありでした。

セットだし、輸入版でも1万するし、輸入版だと歌詞、訳詞がないので初心者にはハードルが高いかもしれませんが、ぜひこの音でディランを聴いてほしいなと。惚れますぜ、兄さん。

来年はもう少し、頻繁に更新したいなと思います。
そういえば3月にはコリーヌ・ベイリー・レテ嬢、来日です(祝!)

それでは、皆様良いお年を。


The Original Mono Recordings

The Original Mono Recordings

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Legacy
  • 発売日: 2010/10/19
  • メディア: CD


こちらでお試しもあり。


The Best of the Original Mono Recordings

The Best of the Original Mono Recordings

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Legacy
  • 発売日: 2010/10/19
  • メディア: CD



輸入文具、文房具通販DESK LABO

ホレス・パーラン「アス・スリー」

「かっこいいJAZZはない?」と聞かれたらだまってすっと差し出すのがこのアルバム。
不吉なBASSから静かにリズムを刻みだすドラム。
そこにシンプルなリフを叩き出すピアノ。
そのパンク的な疾走感、「明日なんてない」といったロック的快楽、熱くはなるがあくまでクールに進むファンク的グル―ブ感。
それら渾然一体となり「カッコイイ」JAZZを聴かせてくれます。
「知的でおしゃれ」から逆走するアス・スリー(俺たち3人)の暴走にほれぼれします。

ホレス・パーランは幼少のころポリオにかかり右手の指が何本か動かなくなってしまったそう。
そのため彼のピアノは独特のリズム感、独特の「間」があります。
華麗なピアノというより、黒いゴツゴツとしたピアノ。
シンプルながらも深く黒いピアノが楽しめます。


ベースのジョージ・タッカーもブンブンとうなる、うなる。
1曲目が最高ですが、バラードも意外とよし。
ジャケも良し。

アス・スリー

アス・スリー

  • アーティスト: ホレス・パーラン,ジョージ・タッカー,アル・ヘアウッド
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: CD



ブックダーツ通販DESK LABOでWORK!

カン「フューチャー・デイズ」

ドイツのロックバンド、カン。
日本人ボーカリスト「ダモ鈴木」が在籍したことでも有名。
彼らの1973年作「フューチャー・デイズ」を今回はご紹介。

スタジオ中の窓を開け放ってレコーディングされた本作は解放感いっぱい。
春の木漏れ日があふれんばかりの演奏。
かなりアバンギャルドな展開をする曲もあるけど全体として柔らかな(彼らにしては)印象。
白眉はタイトル・トラック。
桃源郷ってどんなところ?と聞かれたらこの曲をそっと差し出ます。
延々と続くポリリズム、奥深い音響、そう、これ前回に紹介したマイルスの「イン・ア・サイレントアウェイ」と似ています。曲がではなくその構造が。
つまりこの曲も身体が2cmほど浮き上がる感じが楽しめます。
そして嬉しいことにポップです。一発で「分かり」ます。
マイルスが夜ならこれは昼。
音楽がこんな風につながるのは楽しいですね。

アルバムも良し。4曲目が本領発揮ですね。


フューチャー・デイズ(紙ジャケット仕様)

フューチャー・デイズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァインレコード
  • 発売日: 2005/08/05
  • メディア: CD




文具通販DESK LABOでWORK!

マイルス・ディビス「イン・ア・サイレントウェイ」

僕がJAZZを本当に聴き始めたのはこのアルバムから。
当時、アンビエント系の延長で興味を持ち、ピーター・バラカン氏が絶賛していたのを読んで購入。バラカン氏にはほんと、ロックからなにからお世話になっています。(ポッパーズMTV!!)僕にとってのジョン・ピールです。

さて、アンビエントの延長としても楽しめるこのアルバム、
空間の使い方とかいわゆるJAZZとは違います。
非常に絵画的。フリーペインティングのよう。
優れた音楽家がマイルスのもと、自由に絵を描いている。
それはもうスリルいっぱい、なのに牧歌的。
この二律反する感覚がこのアルバムの魅力。
催眠的であり、覚醒していく感じ。
2cm位身体が浮いている感じが楽しめます。
あとリフやフレーズがとても新しい。全然古くないんです。

この後僕がマイルスにどっぷりはまったのは言うまでもありません。
傑作たくさんあれどこの癖になる浮遊感はこのアルバムだけが持つ魅力。
メンバー全員が好演。


イン・ア・サイレント・ウェイ

イン・ア・サイレント・ウェイ

  • アーティスト: マイルス・デイビス,ウェイン・ショーター,ジョー・ザビヌル,チック・コリア,ハービー・ハンコック,ジョン・マクラフリン,デイヴ・ホランド,トニー・ウイリアムス
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD



輸入文具通販DESK LABOでWORK!

スペシャルズ「アイ・キャント・スタンド・イット」

今回はスカ、2トーンブームの立役者、スペシャルズ。
1枚目はエルビスコステロがプロデュースでパンクなスカ。
そしてこの2枚目「モア・スペシャルズ」はバンドのリーダージェリーダマーズがその才能を開花させたアルバム。

特にB面はラウンジミュージックの新解釈ともいうべきできでポップでレトロでアバンギャルド。
今聞けば納得のサウンドも当時はあまり理解されなかったのもうなずけます。
その中でも「アイ・キャント・スタンド・イット」がお気に入り。
チープなリズムボックスになんとも安ーい感じのしかし耳から離れないメロディ。
倦怠感たっぷりのデュエットが最高。
かなりへたうまで後半は気持は伝わるがそれじゃ場末のバーのカラオケだよ、的に盛りあがりクライマックスへ。
でもこの曲、名曲、名アレンジです。
へたうまっぷりも含めて愛すべき1曲になっています。
それもねらいか?
奇才ジェリーダマーズの才能をご堪能あれ。


More Specials

More Specials

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2002/02/08
  • メディア: CD



こちらも名盤。、ピーター・バラカン氏も推薦していましたぜ!「ガールフレンド」最高ッス!

In the Studio

In the Studio

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2002/02/08
  • メディア: CD



輸入文具通販DESK LABOでWORK

シャネット・リンドストレム「リバー・フューチャリング・ロバート・ワイアット」

最近、購入したアルバム。新譜です。
実はシャネット・リンドストレムさんについてはあまり知識がなく、スェーデンのJAZZ VOCALってことぐらいしか知らず聴いたのも今回初めて。
そう、アルバム購入のわけははロバート・ワイアットその人が参加しているから。

ロバート・ワイアットは知る人ぞ知るミュージシャンでその音楽も独特。
もともとソフトマシーンのドラマー、あまりの個性にバンドを首になり、
ソロデビュー前に事故に遭い車椅子の生活を強いられることに。
その後も音楽活動を続け、素晴らしいアルバムを多く生み出しています。
その音楽は力強くも繊細、アバンギャルドなのに癒される独特のもの。
ロックともジャズともいえないまさに「ロバート・ワイアット」の音楽を作る人。

今回の「リバー」という曲、曲自体も素晴らしい(名曲だと思う)のだけれど、この人が唄うと次元が別のものになります。
シャネットさんのヴァージョンも入っているのでと比べるとよくわかります。
ロバート・ワイアットの声はすごく、すごく寒い日に、ほんのわずかに差し込む太陽の光のような優しさがあります。
その暖かさはすごく寒い日の中でしか感じることができない特別な暖かさなのです。
そしてそんな暖かさがあったことを思い出させてくれるのが「ロバート・ワイアット」の声です。
今回もそんな声をたっぷり堪能できます。時と場合によっちゃ泣きますよ、この曲。

アルバムもよかった。全然JAZZじゃないし。スペーシーでなごみあり。色気はないけど。おすすめ。


Attitude&Orbit Control(アティチュード&オービット・コントロール)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

Attitude&Orbit Control(アティチュード&オービット・コントロール)(直輸入盤・帯・ライナー付き)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: DISKUNION JAZZ(Playground Music原盤/SWEDEN)
  • 発売日: 2010/03/20
  • メディア: CD




輸入文具通販のDESK LABOでWORK!!

ビーチボーイズ「ゴッド・オンリー・ノウズ」

なにもいまさら僕に紹介されなくても必殺の「名盤」アルバムであることは間違いありません。
そもそもこのアルバムについて「語る」ことが無駄に思えるほど、高名なアルバムです。
しかし高名であるが故、聴いていないひねくれ者、そう、以前の僕、そしてあなた、損してますよ。
人生においてちょっとした損失です。

確かに(今ではそれほどでもないと思うけど)普通のロックファンにはビーチボーイズにはサーフィンのイメージがあまりに強く、脳天気、軟弱といったいわれもないイメージがついているのも事実。
実際、このアルバムまではそんなイメージで売れまくっていたわけです。
しかしこのアルバムは周知の通り、ブライアンがその才能を全く別のレベルで開花させたアルバムなのです。

特に好きなのが「ゴッド・オンリー・ノウズ」。
美しいメロディと完璧なアンサンブル。シングル向けの曲ではないけど印象的な心に残るメロディ。
なぜか少し残酷な感じがするほど美しいのです。
必要なものを全部使って、あっと言う間に終わってしまうところも素晴らしい。
聴きこめば聴きこむほどその素晴らしさ、分かります。

あと「ウドゥント・イッツ・ビー・ナイス」の幻の様な儚さも好きです。


ある意味、とてもロックな一枚。

ペット・サウンズ

ペット・サウンズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2008/12/10
  • メディア: CD



輸入文具通販DESK LABOでWORK中!

アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ「モーニン」

アート・ブレイキーである。
超有名なアルバムでもある。
そしてJAZZの入門ディスクガイドによく掲載されているアルバムである。

しかし、ほんとにこれが初心者向けなのか?
初心者は「よくわからん」でジャズメッセンジャーズを引いてはJAZZそのものをあきらめてしまわないか?

理由1、ジャケットが怖い。(しかしもっと怖いのもアート・ブレイキーにはある、ブハナズ・ディライトとか)
理由2、演奏も怖い。

確かに「モーニン」は分かりやすいファンキージャズ。
テーマも口ずさみたくキャッチーさ。
そしてリー・モーガンの出だしのカッコよさといったら。。。

しかし、このアルバムにはタイトルからして恐ろしい「ドラムサンダー組曲」が入っているではないですか。
これぞドラムの雨あられ。ドラム好き以外には一回聞けば十分。
そして「ブルース・マーチ」。
「モーニン」に続くヒット曲とありますが、今の耳にはちょっときつい。
ちょっとカッコ、わるいです。なんか西川のりお師匠がでてきそうです。

決して悪いアルバムではありません。あくまで初心者向けではないというだけ。
「モーニン」が入っているべスト盤の方が良いかも。

「ではおまえは何からJAZZにはまった?」その質問には次回以降でお答えします。


渋いっちゃ、渋いっす。渋すぎるっす。

モーニン

モーニン

  • アーティスト: アート・ブレイキー,リー・モーガン,ベニー・ゴルソン,ボビー・ティモンズ,ジミー・メリット
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: CD



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